人間とはなにか?

2015年11月11日

同じ人間でありながら天使のように優しくも、悪魔のように残忍にもなれる人間とは一体何なんだろうか?
何故人間は成長していくにつれこうも変わってしまうのか?十代後半から二十代にかけテレビのニュースや新聞で戦争や殺人などの悲惨な事件の報道を見るたび激しい怒りや嫌悪感、そして寂しさを感じた。みんな生まれた時からそんなに残忍だったわけではなかったはず、子供の頃は子供らしい純真さを皆持っていたはずなのに思春期をすぎ成長していくにつれて人間は変わっていく。政治家は企業と癒着し汚職事件を起こし、金のために銀行に人質をとって立てこもり罪もない人を殺す人間もいる。そして第二次世界大戦が終わっても地球上のどこかで戦争が続いている。毎日どこかで罪もない人が殺されている。私はそういったニュースを見るたびそういった大人にはなりたくないと強く思った。そして子供の素直な心で物事を見て、大人のしっかりした理性で物事を判断しようと心に決めた。
その姿勢は今も変わっていない。そうやって私はこれまで生きてきた。だから神や霊といった超常現象にもどちらかと言えば否定的で、超能力が欲しいとか本気で思ったことはなかった。私はただ人間とは何かと言う問いの答えを見つけたいと思って生きてきた。まだはっきりとこれが人間だという答えは見つかっていないが、今回私の身に起こったことはその答えの一つのヒントなのだと思う。今回のことは物理的に突然起こったのではなく、生まれてからこれまでの精神活動の積み重ねの結果起こったことのような気がする。言い換えればそれはこれまでの私の人生の出来事の積み重ねの結果、もともと人間が持っている能力が引き出されただけなのではないだろうか。

人間とはなにか?






Posted by mplan at 11:37 | Comments(0)
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